集中の切り替え方法

集中力を高めるために大切なことの一つに集中の切り替えが出来るようになることがあるらしい。集中の切り替えというのは、ここでは、あるものに集中している状態から別のものに集中することではない。そうではなく、ぼーっとしている状態と集中している状態の間で瞬時に切り替える能力のことである。なぜ集中の切り替えが集中力を高めるかというと、それは切り替えが上手になると切り替えた途端に高度な集中に入れるようになるかららしい。この高度な集中のことをフロー状態やゾーンと呼ぶ。集中の切り替えを行うには、例えばこんな方法がある。集中したいと思ったときに、頭の中で「カチッ」というスイッチをオンオフするような音をイメージする。このイメージに合わせて実際に集中力を動員して何かに集中する。これを繰り返すことで音をイメージした途端に条件反射的に脳で集中状態が作られるようになってくるらしい。実はこの「カチッ」という音も不要で、ただ集中しようと思うだけで良いらしい。集中しようという気持ちが引き金となって条件反射が起きるという仕組みである。ところで、多くの学校では授業開始と終了時にチャイムが鳴る。あれも集中のスイッチのような効果があるのかもしれない。その効果を出すには、チャイムと同時に集中する習慣を身につける必要があるだろう。だから、真面目に勉強に取り組む人ほど、チャイムと同時に気持ちが引き締まって集中できるのかもしれない。チャイムの無い環境でも時計のアラーム機能などを用いてチャイムと同じ効果をもたらすことが出来るかもしれない。
集中力を高める 48分:12分 時間活用法 | Lifehacking.jp
http://lifehacking.jp/2007/05/48-minute-session/
例えば、このページでは48分活動して12分休憩するサイクルが推奨されている。この方法にチャイムの方法を合わせることでさらに効果が上がるかもしれない。